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〒160-0023
新宿区西新宿1-11-11 河野ビル3F

03-6304-5253

診療時間
午前診療  10:00〜14:00
午後診療  15:30〜19:00

当院で診療可能な診療科

じんましん

じんましんとは

じんましんの多くは、皮膚に小さな赤い発疹ができ、かゆみが強いため掻くことで膨隆疹となり広がっていきます。ときにはかゆみだけではなくチクチクした痛みを伴うことがあります。

じんましんができる部位は特定されておらず、体全体の皮膚表面から喉などの粘膜にも生じます。発疹は数分で消失するものから数時間かかることがありますが、24時間以内にはきれいになくなります。

 

原因

じんましんには、アレルギー性のものと、非アレルギー性のものがあります。

アレルギー性じんましんの原因となるのは、食べ物、食品添加物、動植物などです。これらに含まれるアレルギーの原因物質が、体の中で異物として認識されると、細胞からさまざまな化学物質が放出されます。その中のヒスタミンという物質が皮膚の血管を拡張させ、血液中の水分を血管の外に浸み出させるため、皮膚が赤く腫れるのです。また、ヒスタミンはかゆみを感じる神経を刺激するため、かゆみも出現します。これが、アレルギー性じんましんの起きる代表的な仕組みです。

食品

そば、エビ、カニ、果物など(アレルギーで起きる)
サバ、マグロなどの青魚
(魚肉が古くなりヒスタミンが産生される)
豚肉、タケノコ、もち、香辛料など
食品中の防腐剤、人工色素、サリチル酸

薬剤

抗生物質(ペニシリン、セフェム系など)
解熱鎮痛剤など
降圧剤(血管性浮腫の原因になることがあります)

物理的刺激

皮膚のこすれ、寒冷、温熱、日光、圧迫など

発汗

入浴、運動、精神的緊張(冷や汗)など

その他

感染症、疲労、ストレスなど

 

症状

じんましんは、かゆみや赤みだけではなく、症状が激しい場合には、範囲も拡大し次々と新しい膨らみが出没する。形自体には特に意味はないのだが、円形、環状、線形、地図状などの赤みが特徴である。
症状によっては、痛みや感じ方にも違いがあり、焼けるような熱さを感じたり、チクチクとしたりすることもある。

じんましんは数分から数時間後に徐々に消えてなくなることが多いが、症状によって再発を繰り返すこともある。
じんましんだと思っていた症状が、乾燥してカサカサになったり、茶色く跡が残ったりしたら、別の病気と考える必要もある。
また、声がれ、呼吸困難、腹痛、胃腸障害、呼吸障害なども引き起こす場合がある。


 

治療法

蕁麻疹のもとになるヒスタミンを抑える薬である抗ヒスタミン薬をのみます。
抗ヒスタミン薬には多数の種類があります。

  • 眠くなるもの、眠くなりにくいもの
  • 1日1回あるいは2回以上のむもの
  • 錠剤、水なしでものめる口腔内崩壊錠、ドライシロップ など

抗ヒスタミン薬の効果には個人差がありますので、医師の診察を受けて自分に合った薬を処方してもらいましょう。
抗ヒスタミン薬をのむと眠気が発現したり、注意力や集中力が散漫になることがあります。 自動車運転などの機械操作をする方や受験生など眠気があっては困る方はあらかじめ医師・薬剤師にご相談ください。

じんましんの治療薬

じんましんの治療薬としては、抗ヒスタミン薬(アタラックス、ポララミンなど)や抗アレルギー薬(アレジオン、サジテン、ジルテック、アレグラなど)を主に処方いたします。症状がひどい場合にはステロイド薬(プレドニン)を使用したりもします。

 

じんましんの検査

問診により原因を想定することが一番重要ですが、必要に応じて血液検査を行い、血清中のIgEの量を見ることで花粉や食物に対するアレルギー反応を調べます。

ほかには、皮膚スクラッチテスト、皮内反応テスト、皮膚パッチテストなどでアレルギーの原因物質が皮膚にどういう影響を与えるか診ていきます。

 

じんましんの治療費用

診察料に加え、検査やお薬の処方がある場合はその料金がかかります。

新宿や西新宿、東京都内の方々を中心に診療させていただいておりますが、当院皮膚科では、患者様の医療費負担をできるだけ軽くできるように、無駄な検査や薬の処方などを排除しております。

じんましんをはじめ皮膚に関するトラブルに対して、患者様の悩みを解消し、豊かな心で生活が送れるような方向付けをさせていただいております。

親切な対応とスムーズは診療をモットーにしておりますので、じんましんの治療にはぜひ当院皮膚科をご利用いただけるよう心よりお待ち申し上げております。

じんましんの保険診療

じんましんの診療はアレルゲンの検査と薬の処方が主な内容となっておりますので、保険診療内となっております。高額となる検査や治療はしておりませんのでご安心ください。

じんましんの予防方法

じんましんの原因を知ることが一番重要です。

じんましんが出る前数時間の間に、どんなものに接触したか、近くに植物やペットはいなかったか、何を食べたかなどをしっかり思い出してみてください。

当院皮膚科に受診される患者さんにも、新宿や西新宿の会社内だけではなくその周辺や環境変化の有無など広範囲にわたってお伺いしていますが、心当たりがあると血液検査で原因追及が可能となります。

またストレスや偏食はじんましんの原因を刺激する誘発剤となります。日頃から休息、睡眠、バランスのとれた食事を心がけていくことが予防の第一歩となります。

 

じんましんに効く食べ物

じんましんの原因が特定の食べ物であれば絶対的に避けなければいけませんが、それ以外であれば毒素を排泄するという意味ではビタミンC含有量100%であるレモンが良いといわれています。レモンはコラーゲンの生成にも助成するので皮膚にとっては保湿の面でも有効的です。

じんましんに効く食事

じんましんは原因不明で現れるケースが多いため、食事で抵抗力を高めることが必要ですのでバランスの良い食事が基本です。

インスタント食品や加工食品には添加物が使われており、これらが原因となることがあります。できるだけこういったものを避けることも予防となります。

また、免疫機能を高めると方法としては、乳酸菌や食物繊維を含んだ野菜や果物中心の食事で腸内環境を良くすることが大切です。

 

じんましんの種類

特発性じんましん

過労やストレスが誘発原因だろうと予測されますが、はっきりした原因のわからないじんましんで、患者さんの80%がこの種類にあたります。

アレルギー性じんましん

通常は異物(抗原)に対して身体を守る機能(抗体)が備わっています(抗原抗体反応)。しかしこのシステムが崩れて、異物でないにもかかわらず特定の植物や食べ物に対して異物だと判断して反応をおこしてかゆみや湿疹が生じます。

機械的じんましん

ベルトや下着のゴム、腕時計などの物理的な刺激で皮膚が圧迫され、細胞からヒスタミンという物質が放出されることでかゆみや湿疹が生じます。

温熱じんましん

入浴や暖房にあたったときなどに温度の変化を感じ、温熱が刺激となってかゆみと赤い膨隆疹ができます。

寒冷じんましん

裸足で冷たい床を歩く、冬の外気にあたるなど体温よりも低い場所に行くことで肌にピリピリ感を感じ、いずれかゆみに変わることで湿疹が生じます。

日光じんましん

紫外線が強い時期に多く見られます。体調が悪い時などに生じやすく、太陽に素肌で当たった部分がかゆくなったり赤みがでたりします。

コリン性じんましん

10代~30代に多く見られるじんましんです。汗をかくことでアセチルコリンという物質が放出され、かゆみと赤みが生じます。

心因性じんましん

精神的ショックや、ストレスなど心に負担を抱えたときに、かゆみと皮膚に赤いふくらみが生じます。

 

じんましんの注意点

じんましんはかゆいけれど時間が経つとそのうち消えるからと、安易に考えて放置しないようにしましょう。原因が食物であると、その食べ物によっては重症になることもあります。すぐに皮膚科を受診するようにしましょう。

 

 

じんましんの歴史

じんましんは漢字にすると「蕁麻疹」です。

この病名の由来を手繰ってみると、日本の植物でイラクサというものがあります。このイラクサの葉や茎には刺毛があり、触ると燃焼感や痛みを発する物質を含んでいるといわれています。

中国ではイラクサを「蕁麻」といわれていますが、蕁麻疹の痛みがこのイラクサに触った時の痛みと似ていることから「蕁麻」の発疹、「蕁麻疹」になったと言われています。