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〒160-0023
新宿区西新宿1-11-11 河野ビル3F

03-6304-5253

診療時間
午前診療  10:00〜14:00
午後診療  15:30〜19:00

当院で診療可能な診療科

クラミジア

クラミジアトラコマティスという細菌による感染症で、日本では感染者数が一番多い性病です。

特に、10代後半から20代にかけて感染者が増加しており、男性、女性ともに感染しても症状を感じにくく、気づかないままパートナーにうつしてしまうことがあります。男性では尿道炎、精巣上体炎などを、女性では子宮頸管炎、卵管炎、卵管周囲炎などを発症します。

クラミジア 原因

感染者との粘膜同士の接触や、精液、膣分泌液を介して感染し、オーラルセックスではのどにも感染します。クラミジアに感染していると、HIVへの感染が3〜5倍になると言われています。

妊婦の方は妊婦検診を受けることにより、出産時の母子感染を防ぐことができます。

 

クラミジア 症状

男性の場合

男性が主に感染するのは尿道で、尿道炎や精巣上体炎などの症状が出ます。

主な症状としては、

  1. 尿道からの分泌物
  2. 軽い排尿通
  3. 尿道のかゆみや不快感
  4. 精巣上体の腫れ
  5. 軽い発熱や痛み

などがあります。ただし、感染しても症状が出ないことが多く、治療せずに放置すると前立腺炎や血精液症になることもあります。

女性の場合

女性の場合は、子宮頸管に感染し、子宮頸管炎を発症します。その後、腹腔内に侵入し、骨盤内でさまざまな症状を引き起こします。

主な症状としては、

  1. おりものの増加
  2. 不正出血
  3. 下腹部の痛み
  4. 性交時の痛み

などがあります。ただし、女性の半数以上が全く症状を感じないと言われており、感染したまま放置すると卵管炎を起こし、子宮外妊娠や不妊症の原因になります。

口腔への感染

オーラルセックスなどによりのどに感染すると、咽頭炎や慢性の扁桃腺炎になることもあります。のどの腫れや痛み、発熱などの症状が出ることもありますが、症状が出ない場合が多いようです。

 

クラミジアの母子感染の恐ろしさ

クラミジアの症状は、男女差はありますが軽い症状や無症状であることが多いです。その反面、母子感染によって新生児にクラミジアが感染した場合は、時に新生児の命を危機にさらしてしまう恐れもあります。
 
クラミジアが母子感染する場合において最も恐れるものは、クラミジアの感染によって「肺炎」や「結膜炎」を発症するケースです。新生児の生後5日ほどで発症し、新生児は抵抗力も低いため場合によっては重篤な事態になってしまうケースも少なくありません。クラミジアの母子感染のリスクは、場合によっては20%弱まで上ることもあります。他には「目に感染する」というケースも考えられます。

妊娠発覚時にクラミジア検査

昨今は妊娠発覚時にクラミジア検査を行いますので、クラミジアの感染に気が付かないまま出産を迎えるというケースは少なくなってきています。しかし、妊娠中の性行為によるクラミジア感染のリスクは残りますので、男性も十分に注意しなければなりません。
 
妊娠を機に、夫婦そろってクラミジア検査を受け、必要であれば治療を受けて、その後はクラミジアの感染経路を遮断すれば、基本的にクラミジアの母子感染はほぼ確実に防げることになります。ただし、これで絶対にクラミジアの新生児への感染を防げるというわけではありません。

また、出産以前の段階でも、クラミジアが妊娠に悪影響を及ぼす可能性もあります。妊娠前は「不妊」の原因になる可能性があり、妊娠後は「流産」や「早産」といったリスクを高めることになります。生まれる前の段階から、赤ちゃんに対して非常に悪影響になりますので、妊娠を考えている場合はクラミジアに対する警戒心を十分に持っておくことをお勧めします。

 

クラミジア 検査

クラミジア感染症の検査には、複数ありますが、比較的多く用いられているのは、PCR(Polymerase Chain Reaction)法です。

PCR法は、男性の場合は、クラミジア感染の疑いのある方から採取した尿を温めたり冷やしたりを繰り返して、遺伝子を増幅させてクラミジアトラコマティスの検出を試みる検査法です。

この際採取する尿は、朝起きたばかりのもの、あるいは前の排尿から約2時間後以降のものを採取します。女性の場合、性器分泌物などを採取します。

のPCR法は非常に感度の良い検査方法です。そこで、最終診断は総合的に医師が判断します。

パートナーの検査も必要?

もし、新宿にお勤めお住まいの方で当院泌尿器科や性病科を受診してクラミジアであると診断された場合は、パートナーの方も検査を受ける必要があります。前述の通り、クラミジアは日本で最も多くの感染者が存在する性病であり、その感染リスクは極めて大きいものと言えます。
 
そのため、クラミジアの検査と治療は、パートナーと同時に受けられることをお勧めします。お忙しい場合でも、新宿にお住まいの方もしくはお勤めの方は、当院泌尿器科にて検査および治療を受けてください。当院では、男性の患者様のみとさせていただいております。女性の方は、婦人科を受診してください。
 
また、仕事でお忙しい方は、なかなか病院へ行く機会を作れないのではないかと思います。そのような場合には「性病検査キット」を利用される方もいらっしゃいます。性病検査キットは、簡単な検査物採取とその郵送によって、郵送やインターネットで性病の有無を検査することができるキットです。
 
もちろん、これには治療のためのキットは含まれていませんので、検査キットを使用してクラミジアやその他の性病に感染していることが判明したら、性病科や泌尿器科を受診するための時間を作るようにしましょう。

 

クラミジア 治療法

クラミジア感染症の治療には、抗生物質による薬物療法が行われます。

クラミジアは、抗生物質に対して耐性を備え、薬剤を服用しても効果が得られないことがありますので、耐性菌の少ないアジスロマイシン(ジスロマックSR)が用いられることが多いと言えます。

1回服用し、1週間後に再受診し、必要があればもう1回服用します。

このほか、シタフロキサシン(グレースビット)等、ニューキノロン系のお薬を用いることもあります。治療して症状がなくなっても、まだ、病原菌は残っている可能性がありますから、クラミジア感染症が完治しているかどうかの確認検査をする必要があります。

確認検査は、PCR法は感度のいい検査方法なので、薬の効果が消えてから2週間を経過してから行われます。

 

クラミジア 予防法

クラミジアの感染経路は、「感染者との性行為」によるものです。なので、オーラルセックスを含む全ての粘膜接触を回避すれば、クラミジアが感染するリスクは最小限に抑えられます。もちろん、「コンドーム」を着用することで感染を防ぐこともできますが、性器同士の接触が関係しないオーラルセックスの場合は、これを完全に回避する方法は「性行為そのものをしない」ことに限定されてしまいます。

新宿には歌舞伎町を中心にオーラルセックスのサービスを提供する風俗店も少なくありません。仕事の関係上で付き合いなどもあるかもしれませんが、コンドームを使用することをおすすめします。