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〒160-0023
新宿区西新宿1-11-11 河野ビル3F

03-6304-5253

診療時間
午前診療  10:00〜14:00
午後診療  15:30〜19:00

当院で診療可能な診療科

淋病

淋菌が感染して起こる病気で、性風俗でのオーラルセックスによる感染が多いと言われており、男性に多い性病です。1回の性行為での感染率は30%と言われており、淋病にかかった人のうち、クラミジアに同時感染している人が20〜30%いると言われています。

男性の尿道感染は膿と激痛を引き起こし、女性は無症状の場合も多くありますが、不妊症や子宮外妊娠の原因になる場合もあります。

 

原因

あらゆる性行為(セックス、アナルセックス、オーラルセックス)で感染します。

感染者との粘膜同士の接触や、精液、膣分泌液を介して感染します。性風俗でのオーラルセックスなどで、のどから性器への感染が増えています。
妊婦の方は妊婦検診を受けることにより、出産時の母子感染を防ぐことが出来ます。

 

症状

男性の淋菌性尿道炎の場合、潜伏期間は1週間以内で、典型的な症状は尿道からの分泌物、尿道のかゆみや不快感、激しい痛みの排尿痛、亀頭部の発赤などです。

女性の症状は男性よりも軽く、おりもののが多少増加する程度という場合も少なくありません。

検査

二時間ほど排尿をしていない状態で、尿検査をします。
尿検査は、淋菌PCR法を用いた検査です。尿検査は、男性専用トイレでの採尿になりますので、ご安心ください。

 

治療法

近年の傾向として抗生物質の効かない耐性菌の「淋菌」が増えていて、有効な治療薬が限られてきています。
日本性感染症学会が推奨している、淋菌感染症(淋病)の治療薬は、セフトリアキソン( ロセフィン)の静脈注射単回投与(注射は1回だけ)が、第一選択剤です(推奨ランクA)。

その他の、治療効果が期待できる薬剤としては、注射剤では、スペクチノマイシン( トロビシン)、セフォジジム( ケニセフ、ノイセフ)、内服薬では、アジスロマイシン(ジスロマック)、ミノサイクリン(ミノマイシン)等です。(確実に治療の効果を期待できるのは注射剤です。)

当院クリニックでは、セフトリアキソンの静脈注射単回投与を行います。

ただし、この薬剤にアレルギーがある場合は、その他薬剤の使用を検討します。

治療して症状がなくなっても、まだ、病原菌は残っている可能性がありますから、淋菌感染症が完治しているかどうかの確認検査をする必要があります。
確認検査は、PCR法は感度のいい検査方法なので、薬の効果が消えてから2週間を経過してから行われます。

女性の淋病

淋病は男女問わず感染のリスクがあります。しかし、女性は男性と比較すると淋菌に感染しても目立った症状が現れないことが多いです。割合にして約8割の女性淋病患者が自覚症状が無いとも言われています。
 
症状が無いのであれば特に気にすることも無いのではないかと思われる方も少なくありませんが、それはとんでもない勘違いです。自覚症状が無いからこそ、常に淋病のリスクについて頭の片隅に置いておかなければならないのです。通常、病気を発症すると何らかの自覚症状を引き起こします。例えば、風邪を引けば熱と咳、倦怠感といった症状が現れます。大抵の場合、自覚症状が激しいほどに苦しいものですが、「何かの病気を発症した」という自覚を強く持ち、早めに病院へ行く可能性が高くなります。場合によっては、早めに病院へ行ったことで九死に一生を得るというケースもあります。
 
女性の場合は淋病患者の女性5人中4人が無症状という場合もあり、治療が遅れてしまう事が多いのです。結果、不妊など妊娠関係の症状に見舞われるリスクが高まるのです。その上、無自覚な内に男性のパートナーに淋菌を感染させてしまう可能性が発生してしまいます。さらに、淋病を患ったまま妊娠・出産を迎えてしまうと、産まれてくる赤ちゃんに淋菌が感染し、失明などのリスクを負わせてしまうことになります。
 
少しでも淋病の可能性が感じられたり、パートナーにも症状がある場合は、淋病や何らかの性病を患っている可能性が考えられます。特に淋病の場合、自覚症状が無いケースも少なくないので、パートナーが淋病だとわかった場合はもう片方も淋病を患っている可能性が極めて高いです。新宿にお勤め・お住まいの男性の方は早めに当院泌尿器科を受診してください。女性は、当院は診療しておりませんので、婦人科をご受診ください。新宿には、多くの婦人科があります。

淋病の合併症

無症状なことが多い淋病ですが、実は「合併症」のリスクが有り、早めに治療しておきたい性病でもあります。早めに泌尿器科へとお越しいただきたいのですが、治療が遅れてしまった場合はどうなってしまう可能性があるのか触れておきたいと思います。
 
女性の場合、不妊や母子感染のリスクがありますが、他にも「骨盤内炎症性疾患」のリスクがあります。この病気は、子宮や卵巣などの骨盤内の臓器に起こる感染症の総称であり、淋病やクラミジアがその代表的な原因となります。骨盤内炎症性疾患では、子宮内膜炎や卵管炎などの炎症の症状が発生します。それにより、おりものの増加や発熱、下腹部痛や不正出血などの症状が現れることがあります。

男性の場合は、淋病によって「精巣上体炎」を発症する可能性があります。

この病気を発症すると、痛みが発生するだけでなく、精子を作る機能にも悪影響をおよぼすことになります。それが、不妊につながる可能性があるのです。
 
さらに、男女ともに「HIV」の感染リスクを高めることになります。淋病を患っている人は、HIVの感染リスクを高めるということが判明しています。さらに、HIVキャリアの人が淋病にも感染している場合、他者に感染させるリスクを高めます。性的にオープンな人ほど、HIV感染の被害が大きくなるということになります。
 
このように、淋病を放置することでさまざまな健康上のリスクを抱えることになる可能性があります。自覚症状が乏しいことで発見が遅れやすく、合併症が発症するリスクが高まります。
 
もちろん、常にそうなるとは限りません。ですが、可能性は決してゼロというわけではないのです。本人に自覚症状が無い場合でも、パートナーが淋病に感染したと判明した場合や、性行為後に体の違和感を自覚している場合は、男性であれば、当院泌尿器科やお近くの性病科などを受診して検査を受けることをお勧めします。