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【新宿の皮膚科コラム】インフルエンザ予防接種の時期はいつ?

例年よりも暖かい日が続いていましたが、いよいよ寒くなってきましたね。新宿区も冬本番といったところでしょうか。

みなさま、師走の寒さと忙しさに負けず体調は万全ですか?

日本最大級の人口密度を誇る新宿区、知らないうちに行き交う人々から菌やウイルスをもらっているかもしれません。「風邪かな??」と思って耳鼻科や内科に行ってみたら実はインフルエンザでした、なんて声があちこちで聞こえる季節はもう来ていますよ。

さて、かかってしまうと高熱・だるさ・鼻水・関節の痛み等々が続くつら~いインフルエンザ。

それなら会社休めるじゃん、ラッキー!!なんて不謹慎なことが頭をよぎる方もいるかもしれませんが、検査しなければ普通の風邪と区別がつかず人へから人へ感染して広まっていくのがこの病気です。

人混みを完全に避けることが現実的にできない、新宿区で1日の時間を過ごす方であれば自分がインフルエンザの感染源にならないことはある種のマナーとも言えるでしょう。

義務というわけではありませんが、みなさま予防接種は受けられましたでしょうか。

インフルエンザは毎年11月~12月頃から感染者が出始め1~2月が流行のピークになります。

ワクチンは注射してから約2週間後に効果が出はじめると言われていますので、どんなに遅くても年内には接種を終えておく必要があるでしょう。

ちなみに、インフルエンザワクチンはさらに強固な免疫効果(ブースター効果)を期待して2回接種することができ、13歳未満では2回接種が必須になっています。

この場合、最初にワクチンを打ってから2~4週間間隔を空けなければいけません(できれば4週間程度空けることが理想です)。

13歳以上の大人であっても、少しでもかかるリスクを減らしたい方はなるべく早く内科や耳鼻科に相談されると良いでしょう。

新宿区内には予約不要で予防接種ができるクリニックも稀にありますが、大半の医療機関では要予約となっています。また、この時期はどうしても混雑が予想されますので注意されてください。

ちなみに誤解されがちなこととして、ワクチンを接種したらインフルエンザには絶対にかからないわけではない、という事実はご存知でしょうか。

100%を保証してくれないなら意味がないじゃないですか、との声が聞こえて来そうですが、そんなことはありません。

接種した型のウイルスに対する免疫増強に加えて、万が一感染してしまったときの「重症化を防ぐ」ことがワクチン接種の2つ目の意義となっています。

もしかかっても治るのが早い、治療期間が短くて済むということです。

また、接種にかかる費用ですが、これははっきり言って病院によってまちまちです。毎年、街中の耳鼻科や内科でワクチンを打ってもらう筆者の印象では1回の接種あたり2000~5000円のあいだに収まるように感じます。新宿区でもだいたいこの価格帯ではないでしょうか。

空いていて費用も安い病院を探し当てるのは難しいですが、新宿区内には風邪をひいたときにかかるような内科や耳鼻科以外のクリニックでも予防接種をしてくれる病院がありますので、片っ端から電話してみるのも一つの手かと思います。

ところで、病院によって料金が違うことから「安過ぎたら逆に不安」と感じた方もいるかもしれませんね。

ですが、これは予防接種が健康保険の効かない「自由診療」となっているためで、病院側が人件費やワクチンの仕入れ値などを考慮して自由に値段を決めていることが原因です。

全国どこの病院でも、厳しい審査基準をクリアした同じワクチンなのでご安心ください。

※最近、インフルエンザワクチンを製造している某企業の不祥事が新聞やTVで取り沙汰されていましたが、厚生労働省の品質検査の結果、安全性に影響はないと結論づけられています。

さらに、自治体によっては予防接種の助成制度を行っているところもあります。少しでも費用を抑えたい方はお住まいの市町村に問い合わせてみてください。

(新宿区では、インフルエンザにかかりやすく、またこじらせて肺炎や脳症など重症化を起こしやすいとされている子どもや高齢者のための助成制度があります)

予防接種の効果は約5ヶ月間続きます。

耳鼻科や内科などでワクチン接種をすればそのシーズンは有効ですが、残念ながら次の秋冬までは続きません。

インフルエンザのウイルスは変異しやすく、厚生労働省の付属研究機関である国立感染症研究所(新宿区)が毎年の流行予測を行っています。

流行しそうなウイルスの型が毎年変わるために、予防には毎シーズン新たなワクチンの接種が必要となるわけです。

今年はワクチン事情に変化があり、例年の3価であったワクチン(A型2株+B型1株)が4価(A型2株+B型2株)となっています。B型インフルエンザのワクチン1種類が追加されているぶんワクチンの値段が上がっており、例年より割高な接種料金を設定している医療機関もあるようです。

早めに予防接種を終えて、出掛けるときはマスクをして、家に帰ったら手洗いとうがいの徹底。

どれも特別なことではありませんが、備えあれば憂いなし。お身体に気をつけて楽しい冬をお過ごし下さい。