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〒160-0023
新宿区西新宿1-11-11 河野ビル3F

03-6304-5253

診療時間
午前診療  10:00〜14:00
午後診療  15:30〜19:00

当院で診療可能な診療科

コンジローマ

主に性行為によってヒトパピローマウィルス(HPV)が感染して腫瘤(いぼ)ができる病気で、尖圭コンジローマとも呼ばれます。

代表的な性病のひとつで、コンジローマの人と性行為をすると60〜80%が感染すると言われています。

原因

良性型のヒトパピローマウィルス(HPV)が原因となり、あらゆる性行為(セックス、アナルセックス、オーラルセックス)で感染します。

性行為による感染が主なものですが、性行為でなくても皮膚や粘膜の傷口から感染することもあります。妊婦の方は妊婦検診を受けることにより、出産時の母子感染を防ぐことが出来ます。

 

症状

男女ともに同じような症状が出ます。
薄ピンク色または茶色のニワトリのトサカ状(カリフラワー状)か乳頭状(おわんを伏せた形)のイボができます。

軽い痛みやかゆみがある場合もありますが、自覚症状はほとんどありません。

男性では陰茎、亀頭、包皮の内側、陰嚢などに、女性では大小陰唇、膣前庭、膣、子宮頸部などに症状が出ることが多く、また男女ともに肛門内や肛門周辺、尿道口にできることもあります。
進行するとイボは徐々に大きくなり、数も増えていきます。

 

治療法

多くの場合、電気メス、炭酸ガスレーザーによる焼却、液体窒素による凍結療法などの外科的治療によりイボの切除を行います。また軟膏を塗布する方法もあります。

ただ、現在のところそれ以上の治療はできないため、見た目にはイボがなくなってもウィルスが潜在していることがあり、3ヶ月以内に約25%は再発すると言われています。治療後、最低3ヶ月は様子を見て再発がないことを確認する必要があります。