検査結果WEB照会システム

TOPへ戻る

〒160-0023
新宿区西新宿1-11-11 河野ビル3F

03-6304-5253

診療時間
午前診療  10:00〜14:00
午後診療  15:30〜19:00

当院で診療可能な診療科

膀胱炎

主に大腸からの細菌が膀胱内に侵入し、増殖して炎症を起こす細菌感染症です。

急性膀胱炎は、10代後半から20~30代の女性に多く発症します。女性は外尿道口が腟の付近に開口して汚染されやすいうえに、尿道が男性と比較して短いため細菌が膀胱内に侵入しやすく、全体として女性の頻度が高くなります。

 

原因

細菌によって、膀胱が炎症を起こすことでなってしまいます。

元々、膀胱内の尿には、細菌が少量ですが存在していますが抵抗力があるため何も症状が出ないのです。ですが、体調が悪かったり、疲れやストレスなどで抵抗力が弱くなってしまうときがあります。こうなると、膀胱の中で細菌が増えてしまい、炎症を起こし、膀胱炎となるのです。

膀胱炎を起こすものには様々な細菌がいますが、中でも8割を占めるのが大腸菌です。

 

症状

尿が近くなる頻尿、尿をした感覚が出きっていないと感じる残尿感、排尿に痛みを伴う排尿時痛、尿のにごり、血尿などが見られます。
慢性化してしまうと、自覚症状がない場合もあります。
症状が重くなると、腎盂腎炎を発症し、発熱してしまうこともあります。

検査

尿検査を行ないます。
検尿で、白血球の増大が見られた場合、膀胱炎と診断されます。
大腸菌などが検出されるか培養精密検査します。1週間後に精密検査の結果がでます。

 

治療法

膀胱炎は比較的、簡単に治る病気といわれています。病院で処方されている抗生物質を3日~7日間くらい服用すれば1週間程度で症状が改善していきます。

大抵は3日くらいで症状が軽くなっていきますが、完全に菌をなくすためには7日間くらいは薬を飲み続けたほうがよいでしょう。

治療中の注意点としては、安静を保つことや刺激物を摂取しないことなどです。

そのほかにも水分を多めにとることが挙げられます。水分を多くとるということは尿を排出する回数を増やしていき、できるだけ早く細菌を体外に追い出す目的があるといわれています。

頻尿や排尿痛のために排尿することを嫌がり、水分をあまり摂取しない患者さんがいますが、膀胱内の細菌を洗い流すために尿量を増やす必要があるので、水分を十分に摂取することが大切です。

 

慢性膀胱炎

「慢性膀胱炎」は、急性症状ほどの激しい症状(強い痛みなど)が現れることは殆どありません。主な症状としては「尿意を感じても排尿量がわずかしかない」といった、違和感として感じることが多いです。慢性膀胱炎には2つのタイプがあり、細菌が関与したか否かで「細菌性」「非細菌性」の2タイプに分類がなされます。

まずは、細菌性の慢性膀胱炎です細菌性の慢性膀胱炎は、その原因からさらに2種類に分けることができます。

「別の病気が原因になっている」タイプ

何らかの病気によって細菌が膀胱内に入り込み、感染して膀胱に炎症を起こすパターンです。原因となる病気が何であるかによって感染のプロセスは異なりますが、原因となる基礎疾患が完治しない限り、慢性的に膀胱への細菌感染が継続してしまいます。

また、男性の場合は「尿路結石」や「膀胱結石」といった病気の発症リスクが高いため、それらの病気によって膀胱炎を併発してしまうリスクが高いとされています。結石内部に存在する細菌が膀胱で炎症を起こしてしまうのです。

「急性膀胱炎治療に失敗し発症する」タイプ

細菌性の慢性膀胱炎もう一つのタイプは「急性膀胱炎治療に失敗し発症する」タイプの慢性膀胱炎です。急性膀胱炎の症状を訴え、これを治療したとしても、膀胱に炎症を起こしている細菌が「抗菌剤に対する耐性」を持っている場合、これを完全に除去することができず、慢性的な炎症を引き起こします。

「非細菌性の慢性膀胱炎」は、膀胱炎を引き起こす因子となっているな細菌の感染が認められず、どういった原因で慢性膀胱炎を発症しているのかがわからないパターンが多いです。一部の症例では女性ホルモンの低下による「中高年型慢性膀胱炎」などの類型もありますが、多くの場合ははっきりとした原因を特定できないパターンです。

非細菌性慢性膀胱炎で、原因が特定できない場合は少し厄介です。細菌性の膀胱炎など、膀胱の炎症の原因がはっきりと判明している場合であれば根治療法もできます。しかし、原因がはっきりとわかっていない場合は「何をすれば原因を取り除けるのか?」がわかっていないので、根治療法を選択できず、基本的に炎症を鎮める対症療法が基本となります。

急性膀胱炎で、お困りで、新宿にお勤めの方やお住まいの方は、当院泌尿器科を受診してください。

逆に、慢性膀胱炎で、お悩みの方は、当院泌尿器科ではなく、精密検査が必要な場合もありますので、総合病院や大学病院にある泌尿器科受診をおすすめいたします。

急性膀胱炎の予防法

急性膀胱炎を予防する方法としては、「細菌感染のリスクを最小限に抑える」ということと「抵抗力を損なわない」ということが基本となります。

まず、細菌感染のリスクを下げることは、「排尿を促す」ことが基本となります。膀胱炎の原因となる細菌を、排尿によって体の外に出してしまうことで細菌感染と炎症を防ぐことができます。なので、十分に水分補給をすることと、排尿を我慢しないことが重要です。排尿回数が少ない人の場合、カフェインの含まれているお茶やコーヒーを飲むことで排尿を促すことができますが、身体が冷えてしまうので飲み過ぎには注意してください。

次に、身体の抵抗力に関してです。体内に入り込んでしまった細菌に関しては、身体の抵抗力を維持することで症状が出てしまうことを防ぐことができます。しかし、抵抗力が低下すると、そのタイミングを見計らって感染した細菌が活発に活動してしまい、膀胱に炎症を起こしてしまいます。

また、膀胱炎以外にもさまざまな病気を発症する原因となってしまいます。抵抗力を維持するには、十分な休息と栄養摂取が重要です。これと最も相性が悪いのは「無理なダイエット」で、過度な運動による体力の低下と過度な食事制限による栄養不足が、身体の抵抗力を根こそぎ奪ってしまいます。

いくら適切な予防法を実践しても、100%病気のリスクを下げる事ができるというわけではありません。特に、慢性化してしまうと完治させることが難しくなってしまいます。急性膀胱炎の症状が出たら、早めに当院泌尿器科をご受診ください。