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〒160-0023
新宿区西新宿1-11-11 河野ビル3F

03-6304-5253

診療時間
午前診療  10:00〜14:00
午後診療  15:30〜19:00

当院で診療可能な診療科

手足口病

小児期によくみられる急性熱性発疹症のひとつで、口腔内、手のひら、足底に小さな水疱すいほうが現れる病気です。

発疹は、手足全体ことに肘や膝あるいは臀部周辺にもみられることもあります。

また手足口の一部のみの発疹で終わる場合もあります。

患者発生は世界中でみられるが、日本では1967年頃からその存在が明らかになり、最近では1985, 1988, 1990、1995年に大きな流行がありました。

主に夏を中心として毎年発生がありますが、秋や冬にも発生を見ることはある。

 

原因

腸の中の腸管ウイルスであるコクサッキーA16ウイルスやその変異型、エンテロウイルス71の感染です。他にコクサッキーA6、9、10なども原因となることがあります。

これらウイルスは発症までに潜伏期間を3~5日程要し、発症すると手足やお尻などに水疱性の発疹が出来て、時に発熱も伴う症状を引き起こします。

感染経路

咳やくしゃみなどによる飛沫感染が主となりますが、ウイルスを直接触って起こる接触感染や、便の中に排泄された原因ウイルスが口に入って感染する糞口感染などでも感染します。

特に5歳までの幼児期に起こりやすく、その時期に入所している保育園や幼稚園などの施設内において集団感染することが多くなります。

また6~9月の夏時期に感染が広がることも特徴的な病気です。

 

症状

潜伏期は3~6日で、1/3程度に38℃の発熱を1~2日間おこります。

特徴とされる発疹は手のひら、足の裏によくでき、乳児では足からお尻にかけてできることも多いです。

典型的な発疹は中心に水疱をもち、水疱の周囲が赤い発疹で、大きさは米粒程度で痛みは無いとされています。

発疹自体は数日中にあめ色になって自然に消えていきます。

問題になるのは口内炎で、口の中のどこにできてもかまいませんが、2~3mm程度のアフタ性口内炎となり、これがとっても痛くてご飯を食べてくれないのが一番困ります。


治療法

特異的に有効な薬はなく、発熱や痛みに対する治療を行います。
特別な治療法が存在するわけでもなく、自然経過が基本となる病気です。

注意が必要なのは、手足口病の症状から栄養失調や脱水症状を起こしてしまわないようにすることです。

水分と塩分の補給、十分な栄養補給を心掛けることが必要です。

嘔吐や下痢を伴う用であれば、点滴なども必要となる場合もあるでしょう。